一般社団法人 日本道経会

一般社団法人 日本道経会

日本道経会は、「道徳経済一体」の理念に基づき、産業人教育の推進ならびに繁栄と永続の企業の創造につとめ、 経済倫理の確立および経済界の安定的発展に寄与し、地球市民の一員として社会に貢献することを目的としています。

活動予定

2017年8月24日~9月2日
24日(木)
25日(金)
26日(土)
千葉支部 道経一体経...
27日(日)
28日(月)
29日(火)
京都支部 例会
30日(水)
31日(木)
1日(金)
奈良経済講演会
2日(土)

講演例会を開催

活動報告
平成29年8月9日
  • ㈱和田萬商店
和田悦治

平成29年7月3日(月)18時より、シェラトン都ホテル大阪にて、例会を開催しました。
国歌斉唱・誓いの言葉の唱和、そして開会挨拶の後、講師に近畿経済産業局産業部中小企業課課長の山本哲弘氏を講師にお迎えし、「最近の中小企業・小規模事業者施策」と題し、ご講演いただきました。

【講演要旨】
1、中小企業・小規模事業者の現状
①中小企業・小規模事業者の概要全事業者数の99,7%が中小企業、全従業者の約70%が中小企業、事業者数では製造業が11%、卸小売業やサービス業が約65%
②地域の雇用を担う産業は製造業からサービス業へ変化している。
③倒産件数は減少しているが、休廃業・解散件数は高水準で推移。特に小規模企業の廃業が多い。
④後継者難による廃業の可能性
・60歳以上の経営者のうち、50%超が廃業を予定している。特に個人事業者においては、約7割が「自分の代で廃業するつもりである」と回答している。
・「子供に継ぐ意思がない」「子供がいない」「適当な後継者が見つからない」との後継者難を理由とする廃業が合計で28.6%を占めている。
⑤経営者の年齢と経営の特徴
経営者の年齢が上がるほど、投資意欲の低下やリスク回避性向が高まる。経営者が交代した企業の方がわずかながら利益率を向上させており、若い経営者の方が売上高を増加させる傾向にある。
⑥中小企業の経常利益は過去最高水準にあり、景況感も改善傾向
⑦中小企業では、人出不足感が強まっており、有効求人倍率も高いが、特に規模の小さな中小企業で従業者数が減少している。背景には、職種や賃金等へのギャップがある。
⑧人材不足でも業績を伸ばす企業は省力化、IT導入、アウトソーシングに取り組んでいる。
⑨中小企業では、設備の不足感が生じており、老朽化も進んでいる。
⑩労働生産性の高い稼げる企業は、成長投資に積極的に取り組んでいる。
⑪IT投資を積極的に行う中小企業の方が、売上高・経常利益率の水準が高い。
⑫国内市場が縮小し、海外の中間層・富裕層が増加する中、海外需要の獲得は重要。海外展開を行う企業は、生産性向上や国内従事者の増加を達成している。

2、中小企業・小規模事業者政策の基本的な方向性
Ⅰ、経営力強化・生産性向上に向けた取組
①イノベーションの加速、ITの集中的な導入
②中小企業等経営強化法の機能強化
③国内外の需要獲得に向けた支援強化
Ⅱ、活力ある担い手の拡大
①創業・事業承継の支援体制の高度化
②人材の確保に向けた取組
Ⅲ、安定した事業環境の整備
①下請取引対策による取引条件改善
②資金繰りの円滑化

3、・ミラサポ<中小企業・小規模事業者の未来をサポート>を活用した普及・広報情報が分かりにくい、遅いという声に対し、支援ポータルサイト「ミラサポ」を活用した国や地方公共団体の施策の一体的な情報提供を行い、施策情報を適切な時期に、分かりやすく届ける。
・支援体制について
「よろず支援拠点」各都道府県の中小企業支援センター等に設置

山本講師は、約1時間、資料に基づき多くの事例を交えて解説いただきました。
第2部の懇親会では、劇団わらび座の小澤威氏より二宮金次郎翁のミュージカル公演(中桐万里子氏ご推薦)の案内と竹田恒泰氏の特別講演会の案内もあり、また互敬塾生の参加もあり、楽しい時間を過ごしました。

コラム

日本道経会理事を拝命して

この度日本道経会の理事並びに滋賀支部代表幹事を拝命させて頂くことになりました。本年76才を迎えましたが、高齢の理事および代表幹事で皆様には申し訳ないと思っておりますが、お役に立てます様に務めてまいりますので宜しく御願い申し上げます。 私がモラロジーの教学と出会いましたのは昭和62年頃だと思います。子供の事、家庭の事、そして何よりの関心事は仕事をどうしていくかでした。 私は13歳の中学生の頃より滋賀県の北部の田舎から叔父のいる彦根の町で育てて頂く事になりました。中学校卒業と...続きを読む