一般社団法人 日本道経会

一般社団法人 日本道経会

日本道経会は、「道徳経済一体」の理念に基づき、産業人教育の推進ならびに繁栄と永続の企業の創造につとめ、 経済倫理の確立および経済界の安定的発展に寄与し、地球市民の一員として社会に貢献することを目的としています。

活動予定

2019年4月26日~5月5日
26日(金)
27日(土)
28日(日)
29日(月)
30日(火)
1日(水)
2日(木)
3日(金)
4日(土)
5日(日)

経済講演会を開催《三重支部》

活動報告
平成31年4月10日
  • 株式会社シンコー
鈴木 規子

平成31年3月14日(木)15:00より四日市都ホテルにて、日本道経会監事/株式会社八天堂代表取締役社長の森光孝雅氏を講師にお迎えし、「人生・仕事の事を本気で考えているか」と題して経済講演会を開催致しました。会場は133名の出席者で埋め尽くされ聴講者の熱い視線が印象的でした。

「八天堂のくりーむパン」は、一つ一つ丁寧に手作業で包まれています。生産量もさることながら手作業の包装から脱しIT化の導入を検討しましたが、実際にシリコンバレーや深圳での人々の反応は意外なものでした。

手作業による手作り感が好評でそれぞれの風合いが異なることこそ手作りの良さがあると高く評価されたのです。

しかし、ここに至るまで、想像を絶する試練の連続でした。26歳の時に1,500万円を銀行から借りてパン屋を開業し10年で13店舗に拡大しましたが、次第に経営は行きづまり、頼りにしていた店長は辞めて行ってしまいました。赤字が膨れ上がり債務超過寸前の状況。社員も減り経営の改善はできずに民事再生法の書類を手渡されてしまったのです。「当時は、全て他責にしていました。社員、仕入れ先、顧客までもが悪いのだと。店舗を増すことによって野心(利己心)が大きくなり、人のお役に立ちたいという志(利他)はどこかへ行ってしまったのです。高慢な人間には、周りは協力してくれないもの。伸びる経営者は自責にするのです。」というお言葉には実感が込められました。そんな時、弟が差し出してくれた全財産。涙とともにこんな立派な弟を育てた親のことを想い、これまで親に心配をかけてきたことや周りに支えられてきたことに気づかされました。自分を振り返り反省し父親に謝ろうとすると、「孝雅すまんかった、大変な思いをさせてしまい悪かった。」と。先に謝られてしまいました。その後のV字回復は、「自分が変わったから」と断言されます。その裏返しは「もし、あの時変わらなければ今の自分はなかった」と仰っているかのようでした。そして、心の底から思ったことを信条(クレド)として掲げました。

信条(クレド)「八天堂は社員のために お品はお客様のために 利益は将来のために」

今後の八天堂の将来を考え、100種類あった商品を1種類にすることを決断し、スーパーに置かせていただいたパンは全て引き上げました。その後試行錯誤の末に「冷んやりしっとりしたクリームパン」が誕生しました。

今や日本ばかりか世界に広がりを見せる「くりーむパン」。技術が支える圧倒的なオンリーワンの強さを持つ「お品」の誕生の陰には、お父様の慈愛、ご家族の支えがあり、利他の心が人々を感動させる商品を作り上げたように感じました。ご来場の皆様には「八天堂のくりーむパン」をお配りしました。皆さま大事そうにお持ち帰りになられました。

コラム

「人づくり」は「自分づくり」

(一社)日本道経会は、平成11年(1999年)4月27日に設立宣言がされて、平成31年(2019年)4月で20周年を迎えました。 初代会長に十川照延氏が就任され、平成22年(2010年)3月に急逝されるまで11年間お務め戴きました。 そして第2代会長に田原道夫氏が就任され、平成30年(2018年)5月の総会まで8年間お務め戴きました。 その間、道経一体経営の実践と社会に認知される団体を目指して大変ご尽力戴き、10年目に会員増強並びに一般社団法人化等への目標を立てて活動を...続きを読む