一般社団法人 日本道経会

コラム

日本道経会理事を拝命して

巻頭言
平成29年8月9日
  • 一般社団法人日本道経会 理事
  • 滋賀支部 代表幹事
  • アケボノ特機株式会社 会長
安井 満雄

この度日本道経会の理事並びに滋賀支部代表幹事を拝命させて頂くことになりました。本年76才を迎えましたが、高齢の理事および代表幹事で皆様には申し訳ないと思っておりますが、お役に立てます様に務めてまいりますので宜しく御願い申し上げます。

私がモラロジーの教学と出会いましたのは昭和62年頃だと思います。子供の事、家庭の事、そして何よりの関心事は仕事をどうしていくかでした。
私は13歳の中学生の頃より滋賀県の北部の田舎から叔父のいる彦根の町で育てて頂く事になりました。中学校卒業と同時に地元の定時制高校に通い、叔父と従兄妹が経営をしていた学校教材の販売を手伝う事になりました。
昭和56年、私が40歳を迎えた時に、「会社の工事部門を分けて別会社を立ち上げるので担ってほしい」と言われ独立することになりました。独立といえば聞こえは良いのですが、実際は効率の悪い工事部門を分離することになったわけです。工事部門とは映像・音響・情報{コンピューター}関連のシステムの仕事ですが、今年で創業36年になります。

さて私は、日本道経会が設立する以前は長浜市の「あっぷる経営研究会」で勉強をしておりました。講師はモラロジー研究所の永安幸正先生でした。昭和42年に学校教材部門から事業を拡大し、ソニーが世界で初め開発したビデオテープレコーダーの販売をさせて頂く事になりました。この時が私の人生を変えて頂いた時であります。今まで続けてきた学校教材の販売を1日で撤退し、ビデオの販売に
集中しました。今思いますと本当に大きな博打(?)を打ったのだと思います。

弊社の仕事はアナログからデジタルの時代の流れに乗り、新しい分野に取り組んでおります。
私は59才の時に商売が好調で欲が出過ぎて、失敗をしました。隣接する市街地に大手スーパーが開店するとの情報を得、小売り店舗を建設、一世一代の賭けをしました。友人からは「無理するな」、と言われたのですが、我が強く人の忠告を聞かない私です。出店することにしました。しかし開店1年半で3千万円の損失を出し、撤退するという大失敗をしました。人の話をよく聞くことがいかに大事なこと
か、を身に染みて感じました。
滋賀支部は以前は京都支部と一緒に活動させて頂いておりましたが、平成22年に分離し、現在に至っております。

私たちの役割は後継者の育成、そして「道経一体の経営」を学び、実践し、そして多くの皆さまに伝えて行くことだと思っております。
私は5年前に社長を交代しました。後継者の育成には時間をかけてじっくり取り組まなければならないと思っております。
「道経一体」「三方よしの経営」を皆さまと共に更に推し進めてまいりたいと思っております。