一般社団法人 日本道経会

一般社団法人 日本道経会

日本道経会は、「道徳経済一体」の理念に基づき、産業人教育の推進ならびに繁栄と永続の企業の創造につとめ、 経済倫理の確立および経済界の安定的発展に寄与し、地球市民の一員として社会に貢献することを目的としています。

活動予定

令和2年7月13日~22日
13日(月)
14日(火)
15日(水)
愛知支部例会
16日(木)
17日(金)
18日(土)
19日(日)
20日(月)
21日(火)
22日(水)

【北海道支部】旭川モラロジー経済同友会共催で経済講演会を開催

活動報告
令和2年3月10日
  • 株式会社CtoC グループ 社長
落合 孝優

旭川モラロジー経済同友会では、令和2 年2 月19 日、一般社団法人日本道経会北海道支部共催のもと、福岡県より博多の歴女こと「白駒妃登美」様を講師にお迎えし、『永続性重視の日本型経営の素晴らしさ』と題したご講演をいただきました。

冒頭に講師の紹介を兼ねてDVD が上映されました。その中で講師ご自信が癌を患った際に余命宣告を受けて、残りの時間を子どもの為にと考えていたところに本を出版する話があり、迷っていた時、正岡子規がカリエスに罹りながら死を迎えるまで仕事に取り組んだことを思い出し、気持ちを切り替え、子どもへの遺言のつもりで本を書くこと決められた、と。生き方を変えたら癌が消えていた、というご体験を話していただきました。

最近、テレビや新聞で見かけるようになったSDGs(持続可能な開発目標)も歴史、特に江戸時代に学ぶところがあり、江戸時代には、環境と経済が高いレベルで両立していたことを綿や麻の「着物」を使い古したら「寝間着」になり、それをまた使い古したら「おしめ」になり、「雑巾」になり使えなくなったものを燃やしたものを「肥料」や「染料」に使っていた話や排泄物も肥料として畑に撒き、野菜を作り、それを食べて出た排泄物を再度肥料として利用するという話を挙げて説明していただき、江戸時代の経営の特徴として、同じ商売をしない、似たようなものをつくらない、価格競争をせずに業界全体の繁栄を考え住み分けが出来ていたこと。「籠に乗る人、担ぐ人、そのまた草鞋をつくる人」という例えを用いて、適材適所=役割に応じて人の役に立つことが考えられていたことを話していただきました。判断に迷ったときには、多数決ではなく、自然の法則に従って判断していたのでは?といった話もしていただきました。

また、江戸時代の経営の優れた点として

  1. ものづくりのレベルが高い
    見えないところに魂を込めることによって、時間の経過によって価値が高まる。
  2. 仕組み作りが上手だった
    富山の薬売りの例をあげて、三方よし、周りを巻き込む仕組みをつくる。
  3. 経営者の精神性が素晴らしい
    人間として大切なこと、子どもの頃から相手の心を考える勉強をしていたことや「諸国客衆繁盛」取引していただいている全てのお客さまが反映するように願う精神。

最後に経営者は目に見える数字ばかりを見てしまうが、それだけだといつかは没落する。 歴史を見ると家が滅びる原因は、お家騒動、内部崩壊がほとんどでその原因は、理想を失うこと、心の価値を失う、歴史を忘れるだという話がありました。今回、参加していただいた197 名の方の仕事や生活に役立てば幸いです。

コラム

「もちこたえる力」が試される時

東京オリンピックの開催が2021年に延期と発表となり、安堵すると共に選手はもとより、複雑に絡み合う利害関係者の調整に困難が来すことが必至の情勢です。 どのように日本的三方善が図られるのかが注目されることにもなります。 コロナウイルスインパクト。世界が未体験ゾーンの「まさか」に見舞われています。 今朝方、ピークアウトしたと思われる中国のお客様から「日本が大変な時だから」と言ってマスクが1,000枚送られてきました。いずれ近いうちに終息するという前向きなエールと...続きを読む