一般社団法人 日本道経会

一般社団法人 日本道経会

日本道経会は、「道徳経済一体」の理念に基づき、産業人教育の推進ならびに繁栄と永続の企業の創造につとめ、 経済倫理の確立および経済界の安定的発展に寄与し、地球市民の一員として社会に貢献することを目的としています。

活動予定

2019年5月24日~6月2日
24日(金)
25日(土)
26日(日)
27日(月)
28日(火)
29日(水)
30日(木)
京都互敬塾 三方よし...
31日(金)
1日(土)
2日(日)

記念講演会を開催【愛知支部総会】

活動報告
令和元年5月10日
  • 日本道経会愛知支部事務局長
鈴木 輝彦

平成31年4月10日(水)、17:10~18:40に、名古屋銀行協会2階201号室において、公益財団法人モラロジー研究所副理事長の北川治男氏を講師にお迎えして、『生きる力の拠り所』と題し、ご講演頂きました。

【講演要旨】

Ⅰ. 個人として『生きる力』とは(北川治男氏著書『対話する道徳』をめざして)をベースにお話を頂く。

①第一はHEAD(頭=知的能力)、第二はHAND(手=技術的能力)、第三はHEART(胸=つながる力)、第四はHARA(肚=もちこたえる力)。

②品性=「第三の繋がる力×第四のもちこたえる力」。

③道徳教育の中心的課題=「共感性の確立」+「アイデンティティの確立」

④アイデンティティの拠り所
ⅰ)家族の一員としての確立、
ⅱ)国民の一員としての確立。
ⅲ)精神的の確立。

⑤「いのち」の継承・発展
ⅰ)「生命のリレー・ランナー」として生きる。
ⅱ)「生命的いのち」の継承・発展。
ⅲ)「精神的いのち」の継承・発展。
ⅳ)「歴史的いのち」の継承・発展。

Ⅱ. 経営者としての生きる力』とは

・テキスト『徳づくりの経営』をベースにお話を頂く。

博士は、およそ人間の実生活は、精神生活(内面)と物質生活(外面)の両面から成り立っている。精神生活の法則は道徳であり、物質生活の法則は経済(衣食住)である。このことから道経一体経思想が生まれてきており、品性を第一資本として、お金を第二資本とする、と述べている。

経営者の品性に基本をおいている。もちこたえる力とつくる力に重点を置いている。

①道経一体と品質資本の経営
1)道経一体の経営=
ⅰ)品性を第一資本とし、
金を第二資本とする。
ⅱ)すべての根本を「品性資本」に置く経営。
ⅲ)「三方よし」を心がけ、永続性を目指す。

2)品性(徳=卓越した道徳的能力)=「つながる力」と「もちこたえる力」が「つくる力」を生む。

3)品性資本=
ⅰ)経営者の品性を中心とし、全社員の品性が集まったもの「組織品性」「良き社風」「組織風土」「組織文化」「社徳」

4)徳=
ⅰ)「第一の徳」・・経営者の知識・才能(学力・知力・技術・技能)。
ⅱ)「第二の徳」・・信用、人望、社会からみとめられる徳(品性がその中核)。

②品質資本の構成要因
1)つくる力:ヘッド(頭)+ ハンド(手)
ⅰ)創造力・革新力(イノべーション力)
ⅱ)独自性・個性を発揮し、他社との差別化を図る原動力

2)つながる力:ハート(胸)=人間関係力

3)もちこたえる力:ハラ(肚)

Ⅲ. モラロジー研究所が目指すもの(日本道経会のパートナーとして)モラロジー研究所創立100年に向けての誓い。

「創立者の志に立ち返り、道徳で人と社会を幸せにする」

①研究所の目指すもの
ⅰ)モラロジー研究所創立100年に向けたイノべーション・プロジェクト提言書(提供できる価値の深化と対象者・課題領域の広がり)
ⅱ)教育活動の目標→「深く」と「広く」を兼備し調和できる人材の養成
ⅲ)教育活動の方法は「対話」と「協働」
ⅳ)教育活動の留意点は排他的になることなく、包摂的な対話と協働を通して、広く社会に開かれた活動を展開する。

②法人事業の刷新
ⅰ)研究活動。モラロジーの学問的発展を図り、教育活動との連携を強化する。
ⅱ)教育活動。研修講座と生涯学習講座。
ⅲ)広報・出版活動。新機軸の創造、会員依存からの脱却、デジタル時代対応。
ⅳ)法人運営。財政基盤の確立。コスト削減と効率化。人材養成。

コラム

「人づくり」は「自分づくり」

(一社)日本道経会は、平成11年(1999年)4月27日に設立宣言がされて、平成31年(2019年)4月で20周年を迎えました。 初代会長に十川照延氏が就任され、平成22年(2010年)3月に急逝されるまで11年間お務め戴きました。 そして第2代会長に田原道夫氏が就任され、平成30年(2018年)5月の総会まで8年間お務め戴きました。 その間、道経一体経営の実践と社会に認知される団体を目指して大変ご尽力戴き、10年目に会員増強並びに一般社団法人化等への目標を立てて活動を...続きを読む