一般社団法人 日本道経会

一般社団法人 日本道経会

日本道経会は、「道徳経済一体」の理念に基づき、産業人教育の推進ならびに繁栄と永続の企業の創造につとめ、 経済倫理の確立および経済界の安定的発展に寄与し、地球市民の一員として社会に貢献することを目的としています。

活動予定

2018年1月20日~29日
20日(土)
静岡支部 新春経済講...
21日(日)
22日(月)
23日(火)
新年記念講演会
24日(水)
25日(木)
26日(金)
27日(土)
28日(日)
29日(月)

経済講演会を開催

活動報告
平成30年1月11日
  • 千葉互敬塾
定方 考太郎

平成 29 年 12 月 16 日 ( 土 ) 、千葉支部・互敬塾合同の忘年例会が開催され、講師に旭酒造㈱社長の桜井一宏氏をお迎えし、ご講演いただきました。

【会社概要】
・社  名/旭酒造㈱
・所在地/山口県岩国市
・設  立/昭和 23 年
・資本金/ 1,000 万円
・年  商/ 108 億円(2016 年)
・従業員/ 207 名(社員 111 名+パート 96 名)
・業  態/高級日本酒の製造およびネット直販。
「純米大吟醸」のみ製造。
「獺祭」は「書物や資料を拡げ散らかす」の意。先代社長が大学時代を過ごした伊予松山の偉人・正岡子規の号でもある。
・社  長/桜井一宏氏(41 歳)※2016 年に就任。

【桜井講師とのつながり】
千葉互敬塾生・鈴木利英氏(※)との縁で依頼。
※鈴木利英氏
・㈱鈴木酒販 ( 台東区 ) 社長
・㈱フーサワの取引先

【12/10 読売新聞への意見広告】
「お願いです。高く買わないでください」投稿の理由は、「自社ネット販売価格」および「特約店販売価格」と、プレミアム価格と称する輩の「二次販売価格」に大きな差が生じていたため。
例えば、前者が一升瓶「3,000 円」の商品を、後者「9,000 円」で販売しているという現実。これにより、消費者は ① 必要以上の金額を支払わなければならず、②二次販売商品は流通・管理が劣悪なことが多いため品質が低下している場合がある( 現 に 近 年 、品 質 劣 化 クレ ームが 頻発 ) ので、「本当は広告・営業は好きではないんですが、今回ばかりは広告を出させていただきました」とのことでした。

 【質を尊ぶ経営】
・20 年前の「獺祭」発売当時、精米歩合 23%はおそらく日本一とのこと。以降、「獺祭 磨きその先へ」( 精米歩合非公表 ) を新たに発売するなど、研究開発には精力を注ぐ。
・一般的に同規模の同業者が「生産工程」に 50~60 人ほどをかけるところ、同社はその倍、120 人ほどをかけて日々生産しているとのこと。2015 年、新工場ビルを建設。職人による手作業工程と積極的なオートメーション化のベストミックスをめざしているようです。

 【伝統と革新】
「日本酒は日本の伝統・文化・歴史によって洗練された酒。であるがゆえに、弱点は伝統的なやり方 ( 製造方法 ) に固執してしまうこと。伝統的な手法なんてないんだという気持ちを忘れないようにしています」との言葉が印象的でした。「仮にいい酒をつくるために最良の方法がAIを用いることであれば、私たちはすぐにでも今の製造方法から切り替えるつもりです」と意気込んでおられました。応援したい会社です。 

コラム

魂を入れた製品・サービスを

あけましておめでとうございます。 経済環境は必ずしも明るいとは言えないにしても、平成30年が無事に明けました。この新しい1年間も、お互いに道経一体の精神によって経営に当たり、好業績を生み、さらにまた来年も希望に満ちた新たな年を迎えるようにしたいものです。 さて私は、日本道経会の1会員企業の経営者として、ときどき次の疑問を持ちます。「我々日本道経会の会員企業が他の企業グループとは異なって持つ、共通する特性・特徴があるだろうか?また、あるとしたら、それは何だろうか?」と。ふつ...続きを読む