一般社団法人 日本道経会

一般社団法人 日本道経会

日本道経会は、「道徳経済一体」の理念に基づき、産業人教育の推進ならびに繁栄と永続の企業の創造につとめ、 経済倫理の確立および経済界の安定的発展に寄与し、地球市民の一員として社会に貢献することを目的としています。

活動予定

2019年3月22日~31日
22日(金)
23日(土)
24日(日)
25日(月)
26日(火)
27日(水)
28日(木)
29日(金)
京都互敬塾 例会
30日(土)
31日(日)

三方善研究会を開催《東京支部》

活動報告
平成31年3月10日
  • エンゼルフーズ株式会社
江頭 哲也

2019年2月13日(水)、新宿アイランドタワー4F麗澤大学東京研究センターにおいて、「三方善研究会」を開催いたしました。講師に、一般社団法人日本道経会副会長、株式会社田中屋・代表取締役社長の田中秀文氏をお招きして、「Strategy as The SupremeMoral Practice」(最高道徳のアプローチ)というテーマでご講演頂きました。

(講演要旨)

株式会社田中屋を引き継いで行くうえで、経営者としてのモラロジーの必要性に初めて気づかされ、道経一体の経営をしなくてはならないと考えさせられるようになった。

経営とは戦略論、組織論の二本柱からなっている。戦略論とは異の力を得るための意思決定や方法で理解するキーワードは「まとまり」「際立ち」です。

組織論とは組織が成立する為には(共通目的、コミニュケーション、貢献意欲、有効性、能率)が必要です。組織を存続させる為には、「計画に基づいてコヒーレント(同じ方向)なアクティビティ」が必要です。全従業員が同じ方向を見て前に進むことによって、組織は成り立ち、会社が上昇していくということです。その為には絶対的なリーダーが必要であるということ。そのことを理解した上で田中屋を引っ張っていこうとしました。

会社を経営して上で「ポジショニング論」自社を業界内で何処に位置づけるかが必要で、まずは自社がどの位置にいるかを把握したうえで、今後のビジョンを決めることが出来ます。また「資源ベース論」として内部環境を注視することです。内部環境を細かく見る事、対象は人、物、金、自然、出来事です。そうすれば「品性はあらゆる関係の質に現れる」というように内部環境を上昇することが出来ます。そして「戦略力」が際立つことによって異の力を得る事が出来るのです。それは「力の力」です。際立つ為には他とは違う、努力、時間、運が必要です。

自社の将来を今後の歴史を読み推し量ろうことにより、進化、イノベーションをしようと試みました。今後はAI,やSingularityの進化が進むと思います。世の中の歴史、進化は昔ではなく、最近の話です。その中で今後の会社繁栄には開発すべきは「自分」であったと初めて解りました。

自分を開発する為に、まずは道徳科学の論文を読みなおすことにしました。読み直すことで廣池博士の心が見えてきました。更に理解するために論文を何度も何度も短期的に読み直すことにしました。そして気付かされたのでした。社内の社員環境をよくする為には「低い心」になること。また自分自身を見る事。そうすることにより常時周りが見えてくる。と

そこでまずは自社の「トイレ掃除」からはじめることにしました。毎日毎日、朝一でトイレをピカピカに掃除したのです。トイレ掃除をしている中で「プラクティス理論」何回も何回も実践して意識しないで無意識で出来る事が身に付きました。まずは、自我没却修行として我に返り、自分を修業する事から始め、そうすることにより品質が向上することが出来ました。そしてそれを見ている社員が変化していったのです。

今後のビジョンと致しましては「Supreme Moral Character」を目標に掲げ、最高道徳的品性を向上させ、人間性を向上することを目指したいと思います。

組織には道徳が必要です。道徳を遂行する為にはリーダーが必要です。リーダーシップとは組織にまとまりを生み出すリーダーの力なのです。

(所感)

今回の講話を拝聴し、田中講師の自社への思いがすごく伝わってきました。お父様から事業を引き継ぎ、代表取締役になってから、自社を存続、繁栄させるために新しい取り組み、開発を行い会社を大きくしていったこと、また挫折を繰り返しながらも立ち向かっていったことは素晴らしいと感じました。

また自社を繁栄させるためにまずは自分を見直し、自分が変わる事により、社員が変わってくれるという考えはなかなか出来ない事だと思います。先頭に立つものとしてリーダーのありかた、リーダーの資質とは何か?を学ぶことが出来ました。

私も自分に出来ることを考え、道徳の実行を心掛けていきたいと思います。

コラム

支部事務局紹介

三 重 支 部 三重支部は会員企業17社の小さな支部ですが、年に一度の経済講演会をはじめ、テキスト『徳づくりの経営』を使用しての勉強会や各地区担当が主催する例会、また愛知・岐阜・三重の3支部合同による事業なども行っております。 私は大学卒業後、中堅ゼネコンでサラリーマンとして働いた後、祖父、父と続いた家業を継ぎました。結婚間もない頃、工事作業中の注意で高所から転落し大怪我を負ったのが始まりで思いもよらぬ出来事が次から次へと起こりました。また、採用しても定着しない社員による...続きを読む