【佐賀支部】例会を開催
令和3年2月15日(月)19時よりアパホテル佐賀駅南口にて、講師に長崎支部会員、ワンナップ経営研究所の原孝司氏を講師にお迎えして例会を開催致しました。
昨年より続くコロナの影響で佐賀支部の毎月の例会も、延期や中止を余儀なくされ、今年2月8日の佐賀県からの外出自粛制限、飲食店への時短要請の解除をうけての1週間目の開催となり参加者は会員・互敬塾生、合計7名と少数でしたが、検温・マスク・消毒・ソーシャルディスタンスと十分対策を施し、開催致しました。
講義では、コロナ禍の中で、この先の企業経営において、どのように「人づくり」をし、永続的に企業を繁栄させ、継続していくのか、『かつてない困難からは、かつてない革新が生まれ、かつてない革新からは、かつてない飛躍が生まれる』松下幸之助さんの言葉が紹介され、人は経験したことのないことを経験すると、その先には必ず大きな前進がある。自分の許容範囲を超えた事態が起こると、誰もが真剣に考え始め持てる能力を最大限に活用して動き始める。そんな時こそ自分、企業を一気に成長させるチャンスである。
その為に、いままで以上の情報と知恵、新しい発想、今までにない考え方、他社、異業種など自社になかった、視点・意見を柔軟に取り入れ、今まで培ってきた技術力・商品開発力・情報に更に磨きをかけ、超プロになる(人も上質化)品性を磨く事の大切さを、具体的に企業と内容を例に挙げ紹介されました。
今私たちが何気に買ったり・使ったり・あたりまえのようにシステムとして利用しているものが、一生懸命考え・研究して・計算されて提供されているものばかりではなく、ほんの一瞬のひらめきや、また、真逆の発想・失敗から生み出されたもの、冗談で言ってみた事や、子供の発想を取り入れたものまで、いかに柔軟に受け入れて対応するか、またその一歩を踏み出し、挑戦をするのかで、世の中に受け入れられ発展するのかを学ばせて頂きました。
講演後は、原講師を囲み1時間程度と短い時間でしたが、質問や互いの近況報告などを静かに行い、懇親を深める時間となりました。
リモートでの学習・研修方法が発達し日常化しつつある今日、リアル対面形式の研修・会議が困難な時期に例会を開催し、改めてリアルでしか感じる事の出来ない空気感、安心感、信頼感、講師の熱意などを再確認出来ました。
一日も早く皆様と安心して笑顔で顔を合わせて例会が開催されます事を願います。