奈良支部6月例会
- 奈良支部 事務局長
日 時:令和4年6月14日(火)
講 義:17時25分~19時05分(80分)
場 所:THE KASHIHARA(旧橿原ロイヤルホテル)
参加人数:45名
講 師:(一社)日本道経会 監事、さんびるホールディングス 株式会社代表取締役社長 田中 正彦 氏
演 題:人生の紆余曲折で学んだ拘りの人生・経営哲学
開会挨拶:油谷謙之代表幹事から全国総会の報告、創業周年記念企業(朝日印刷㈱150年、佐藤薬品工業㈱75年、新生薬品工業㈱75年)の発表。
会員スピーチ:宮原電気㈱ 代表取締役 宮原克尚氏 20分
【講演要旨】
さんびるホールディングス株式会社はビルメンテナンス、インテリア、健康福祉事業、アカデミー事業、飲食事業、空調機販売等を手掛け全国各地に支店・営業所がある総合グループ企業であり、社員が約1500名おられます。
なによりも田中氏がエネルギッシュで明るく多くの社員を引きつけられていることにあります。その根底には5歳で心肺停止状態になった事、人生の大転換で自らの命(マグマ)は、生かされている事にあり、自らの生かされていることでその使命役割があることに気付かれた根底にあるように思います。
「社員同士がお客様で、三方善で生かしあう」共通した価値観の基に、愚直なまでの徹底した挨拶・姿勢・分離礼・朝礼等の「当たり前の徹底」をひたすら続ける。
毎日メールで送信する回覧板は5060号にわたり、最初の回覧板は返信がない状態だったがこれも続けることで、今では返信が多くて大変なんだけどと、笑っておられる顔には手ごたえを感じられているのだなと思いました。
表彰制度、サンクスカードの実践、得意先様にほめられてOKの社長賞(お得意様と交流につながる)、誕生日祝い、社長へのラブレターと社長からの返信ラブレター、社長面談年2回、2か月に1回の飲みにケーション、全社員に経営方針書を配布、毎年全社員が参加をして作り変える経営方針書、そして盛大な創業祭。
手をかえ、品をかえての全社員との交流システムをつくられ、且つ、ただひたすら続けられていることに意義があるように思います。
私は田中氏の講義を遠方から拝聴したいという方が3名おられたことに感動いたしました。