三方よし経営で永続企業を目ざそう
- 一般社団法人 日本道経会 会長
日本道経会の会員の皆様、明けましておめでとうございます。
コロナウィルスの感染が続いておりますが、引き続き感染予防対策を立てながら、経済活動の方は動き出しております。
治療薬も承認されてきました、今年は落ちつきが見えてきて、経済活動も平常に戻ってくると思われます。
昨年は、経済の方は円安、ウクライナとロシアの戦争等で資源の高騰、原材料の値上げ、電気代の値上げ等で中小企業の経営を直撃しております。
この動きは今年も続きそうであります。
会員企業の皆様は中小企業が多く、この一連の動きに直撃され大変な状況であろうと思います。
この状況を乗り越えるには、モラロジーの教えにあります「道経一体思想」「三方よし」の経営が乗り越えられる確実な方法である、と信じて動くことだと考えます。
2025年には大阪万博が開催されます。
世界の経済問題、民主主義国家と全体主義国家間の外交・安全問題で日本は非常に難しい時期に入っているように思います。
世界平和の実現と経済回復を願うばかりです。
日本道経会の活動もコロナウィルス感染拡大により活動が制限されておりましたから、会員各位がリアルな活動も人数制限をする等の知恵をだし、WEBでの活動の併催で多くの方の参加が可能になって勉強が継続できるようになってきました。
会員数は現在744社、互敬塾生512名となっております。
継続して会員の増強に向かって努力頂きますようお願い致します。
その為には、全員が「道経一体思想」を学び「三方よし」の経営を実践して永続する企業になり、日本道経会(中小企業経営)の見本となって頂くことだと考えます。
私は、十川照延初代会長から、奈良に来られるたびに言われました。
「佐藤君、道経一体経営による人づくりを行って日本道経会の見本企業となって、そして社会にPR出来る企業になってや」でした。
「道経一体思想」「三方よし」の経営を目指して日々精進しております。
会員の皆様と共に、永続し発展する企業、人づくりの出来る企業を目指して前進してまいりましょう。
今年も会員の皆様がご健勝にてご活躍されますことをご祈念申し上げますと共に日本道経会に対しましてより一層のご協力とご支援をよろしくお願い致します。