東京支部で『道経一体経営原論』輪読会を開催
- 東京支部代表幹事
東京支部では、昨年の8月より毎月『道経一体経営原論』の輪読会を行っています。私が一人ではなかなか読まないことから、東京支部の仲間を募って始めたことがきっかけでした。
内容は、あくまで『原論』を読むことに重きを置き、当番者が自分の気に入ったところを30分ほど輪読した後に、その章に伴った自分の考えや反省、過去の苦い思いなどを発表します。その後、参加者が同じ境遇をどう乗り越えたか、発表を聞いて思うことなど、一言ずつ感想を伝え、最後に当番者が所感を述べ、次の当番者を決めて1時間で終わるようにしています。
学祖・廣池千九郎博士の教えに添えば、必ず素晴らしい会社にすることが出来ることを何とか伝えようと、田原道夫氏・永冶達彦氏・藤井大拙氏の三先生が心血を降り注いで作り上げた『原論』に、日ごろ苦労の多い経営者が真剣に向き合うことで、廣池博士が力を与えてくれるのでしょうか?当番者の発表には毎回驚きや深い感銘を受けています。
参加者はまだ十数名ですが、今期からは、組織増強部会長の井上丈彦氏が中心となり、東京互敬塾・東京経済同友会・東京プラチナクラブ・東京モラロジービジネスクラブの各団体にも参加のお声がけしています。10年後に、『参加したから会社が良くなってきた』と参加者から言われることを目標に、これからも続けて参りたいと思っています。