一般社団法人 日本道経会

一般社団法人 日本道経会

日本道経会は、「道徳経済一体」の理念に基づき、産業人教育の推進ならびに繁栄と永続の企業の創造につとめ、 経済倫理の確立および経済界の安定的発展に寄与し、地球市民の一員として社会に貢献することを目的としています。

活動予定

令和5年3月22日~31日
22日(水)
23日(木)
24日(金)
25日(土)
26日(日)
27日(月)
28日(火)
29日(水)
30日(木)
31日(金)

大阪支部「経済フォーラムin大阪」

活動報告
令和5年3月16日
  • 大阪支部事務局長
藤岡 庸一

令和5年2月11日(土・祝)に本部主催「経済フォーラムin大阪」を大阪新阪急ホテルにて開催しました。参加者は他支部会員を含めて70名の参加でした。又、リモート参加者は52名になりました。運営は大阪支部が担当いたしました。

当日は午後3時よりサラヤ株式会社の更家悠介社長のキーノートスピーチにより始まり、引き続いて関西経済同友会代表幹事の生駒京子氏を交えてのスペシャル対談等がありました。終了後は参加者を交えての懇親会が盛大に行われました。

テーマとしては「SDGs経営から三方よし経営へ」として掲げました。ヤシの実洗剤で有名なサラヤグループは会社設立当初より「衛生」「環境」「健康」に関わる革新的な商品とサービスを提供するとのビジョンを掲げて活動されております。

テーマのSDGs経営を推奨される以前より、持続可能な経営は地球環境にも人間にも優しい会社を目指して活動されておられます。この精神は日本道経会が目指す「三方よし」の精神と基を同じくすると思いました。

講義内容は、農業革命に始まって現代にいたるまでの人間の関わり合いのお話。渋沢栄一翁の「論語とそろばん」のお話、等々多岐に渡りました。特に、印象に残ったのは、社会課題の改革に取り組む姿勢、例えば自然問題については「プラスチックは悪くない」、マイクロプラスチックの問題等は自然体で関わり合いを探しているとのことです。

創業時より課題解決できる企業を目指して発足し、現在も社会課題を事業化できないかを絶えず考えているとのことでした。

新型コロナが始まって以来、公衆衛生特に手の消毒・感染対策に日々使用している商品にサラヤの製品にお世話になっていたことを知りました。

スペシャル対談は生駒氏、司会の濱口武氏を交えお話をして頂きました。生駒氏との出会いより現在に至るまでのお話しを興味深く聞きました。

最後に2025年の大阪・関西万博への参加のお話で締めくくられました。

当日の参加者には更家悠介氏著の『「地球市民宣言」ビジネスで世界を変える』、の著書を配らせていただきました。

コラム

道経一体経営の取り組み

今年で喜寿を迎えます。と言っても私の年齢ではなく祖父が創業した会社が創業77周年を迎えさせて頂きます。祖父は98歳まで生涯現役を貫き通しました。祖母は昨年110歳で天寿を全うしました。 今年は父が創った地域貢献事業「モラッキー道場末広」も10周年を迎え、コロナ禍を経て地域の憩いの場としてより存在意義が高まっていると感じています。SDGsに先駆けて、ようやく時代が追い付いたのでしょうか?父には先見の明があったのだと思います。 今年は新たに派遣会社を設立し、長年お務め...続きを読む