一般社団法人 日本道経会

一般社団法人 日本道経会

日本道経会は、「道徳経済一体」の理念に基づき、産業人教育の推進ならびに繁栄と永続の企業の創造につとめ、 経済倫理の確立および経済界の安定的発展に寄与し、地球市民の一員として社会に貢献することを目的としています。

活動予定

令和5年3月22日~31日
22日(水)
23日(木)
24日(金)
25日(土)
26日(日)
27日(月)
28日(火)
29日(水)
30日(木)
31日(金)

奈良支部 2月例会

活動報告
令和5年3月16日
  • 宮原電気㈱
宮原 克尚

令和5年2月10日(金)17時20分より、ホテルTHE KASHIHARAにおいて出席者45名で例会を開催いたしました。

例会に先立ち誓いの言葉を唱和し、開会挨拶を油谷謙之代表幹事より陳べられました。

今回の例会は、奈良支部会員であり新たにMBI講師になられた、佐藤雅大氏、油谷謙之氏の2名の講師による講義です。

佐藤雅大氏の講義では、「親孝行な社員をつくる」をテーマに親孝行で思うことをお話していただきました。

社員教育では、親孝行はその人のことを思い幸せを望んであげることと考え、「親、祖先に感謝する」「なぜ今の自分が存在しているのかを考える」「どのように恩返しをするか」を社員に話していきたい、「孝行しても、し足らぬ心が親孝行」だからと説かれました。

また、両親へは「近くにいること」「健康でいること」「懸命に仕事をしていること」が孝行だとお話しされました。

油谷謙之氏の講義では、冒頭に「道経一体を志す企業がなぜ行き詰まるのか」を会員数の減少の推移や原因をデータに基づき、「行き詰まるのは、きちんと学んでいないから実践できるはずもない」と説かれました。

また、道徳とは「人を益し、喜ばすにはどうすれば良いかと思う心」、品性とは「より良いものの考え方と行動が習慣になったもの」と話され、また経営されている印刷所が、創業123年もの間なぜ営業を続けられたかもお話になり、「大勢に逆行するもの順応するものは―滅び、大勢に順応しつつ真理をも守るものは―残る」と話されました。

例会終了後には懇親会を行い、楽しいひと時を過ごすことができました。会員を含め各方面からのご出席誠にありがとうございました。

コラム

道経一体経営の取り組み

今年で喜寿を迎えます。と言っても私の年齢ではなく祖父が創業した会社が創業77周年を迎えさせて頂きます。祖父は98歳まで生涯現役を貫き通しました。祖母は昨年110歳で天寿を全うしました。 今年は父が創った地域貢献事業「モラッキー道場末広」も10周年を迎え、コロナ禍を経て地域の憩いの場としてより存在意義が高まっていると感じています。SDGsに先駆けて、ようやく時代が追い付いたのでしょうか?父には先見の明があったのだと思います。 今年は新たに派遣会社を設立し、長年お務め...続きを読む