福井支部総会
令和5年度の日本道経会の福井支部総会が、3年ぶりにリアルで開催されました。場所は福井市宝永の神明神社参集殿で、4月21日(金)午前11時から行われました。
安田泰三代表幹事の挨拶の後、議案審議が行われ、出席25社、委任状提出者5社の合計30社が参加しました。過半数を超えて総会は成立し、各議案も原案通り承認され、無事終了しました。
その後、記念講演が行われ、学校法人廣池学園常務理事の野本廣之氏を講師にお迎えし、「スポーツ道徳:国枝慎吾選手、WBCに学ぶ道経一体のチーム力」と題して、50分のご講演を頂きました。
講演で国枝選手は、スポーツ選手として成功するために必要な身体能力や技術だけでなく、人間的な魅力が重要であることを述べられていました。さらに、自分自身の勝利を追求するだけではなく、相手や第三者のことも考えることが必要であることや、観客やコーチ、対戦相手をリスペクトすることが成功に必要な要素であることが強調されていました。そのような教育を麗澤で受けたことが、国枝選手の人間性やスポーツ選手としての成功に大きく貢献していると述べられていました。私は、スポーツ選手としての成功だけでなく、人間性や社会性の重要性が再認識できる貴重な講演であったと感じました。
また、WBCの侍ジャパンが目指すのは、チャンピオンになることよりも、多くの人から愛される選手になることであり、そのためには全力で取り組むことが大切であることを強調しました。彼らの取り組みは、目標と目的の違いを明確にし、前向きな気持ちで最善を尽くすことが人々に元気や勇気、感動を与えることにつながることを示しています。私たちもこの考え方を仕事や日常生活に活かし、全力で取り組むことで成長し、周りに良い影響を与えていくことが大切だと感じました。
講演会終了後は3年ぶりとなる懇親会をご婦人方も交えて開催して大いに盛り上がりました。