一般社団法人 日本道経会

一般社団法人 日本道経会

日本道経会は、「道徳経済一体」の理念に基づき、産業人教育の推進ならびに繁栄と永続の企業の創造につとめ、 経済倫理の確立および経済界の安定的発展に寄与し、地球市民の一員として社会に貢献することを目的としています。

活動予定

令和5年6月2日~11日
2日(金)
3日(土)
4日(日)
5日(月)
6日(火)
7日(水)
8日(木)
9日(金)
10日(土)
11日(日)

福井支部総会

活動報告
令和5年5月19日
    寺下 敏弘

    令和5年度の日本道経会の福井支部総会が、3年ぶりにリアルで開催されました。場所は福井市宝永の神明神社参集殿で、4月21日(金)午前11時から行われました。

    安田泰三代表幹事の挨拶の後、議案審議が行われ、出席25社、委任状提出者5社の合計30社が参加しました。過半数を超えて総会は成立し、各議案も原案通り承認され、無事終了しました。

    その後、記念講演が行われ、学校法人廣池学園常務理事の野本廣之氏を講師にお迎えし、「スポーツ道徳:国枝慎吾選手、WBCに学ぶ道経一体のチーム力」と題して、50分のご講演を頂きました。

    講演で国枝選手は、スポーツ選手として成功するために必要な身体能力や技術だけでなく、人間的な魅力が重要であることを述べられていました。さらに、自分自身の勝利を追求するだけではなく、相手や第三者のことも考えることが必要であることや、観客やコーチ、対戦相手をリスペクトすることが成功に必要な要素であることが強調されていました。そのような教育を麗澤で受けたことが、国枝選手の人間性やスポーツ選手としての成功に大きく貢献していると述べられていました。私は、スポーツ選手としての成功だけでなく、人間性や社会性の重要性が再認識できる貴重な講演であったと感じました。

    また、WBCの侍ジャパンが目指すのは、チャンピオンになることよりも、多くの人から愛される選手になることであり、そのためには全力で取り組むことが大切であることを強調しました。彼らの取り組みは、目標と目的の違いを明確にし、前向きな気持ちで最善を尽くすことが人々に元気や勇気、感動を与えることにつながることを示しています。私たちもこの考え方を仕事や日常生活に活かし、全力で取り組むことで成長し、周りに良い影響を与えていくことが大切だと感じました。

    講演会終了後は3年ぶりとなる懇親会をご婦人方も交えて開催して大いに盛り上がりました。

    コラム

    日本道経会 理事を拝命して

    この度、理事を拝命いたしました株式会社小松製菓の小松豊と申します。日頃は皆様に格別なるご高配を賜り、この場をお借り致しまして心より感謝申し上げます。 さて、弊社は南部せんべいという郷土菓子の製造・小売の商いを昭和23年よりはじめて創業75年になります。創業者は祖父母で、私で世代としては3代目にあたります。先代の父(務)からは、私が小さいころ、おそらく昭和30~40年代のころのことでしょうか、「せんべやっこ」とよくバカにされて悔しい思いをしたと、述懐していたことを思い出す...続きを読む