一般社団法人 日本道経会

一般社団法人 日本道経会

日本道経会は、「道徳経済一体」の理念に基づき、産業人教育の推進ならびに繁栄と永続の企業の創造につとめ、 経済倫理の確立および経済界の安定的発展に寄与し、地球市民の一員として社会に貢献することを目的としています。

活動予定

令和5年12月3日~12日
3日(日)
4日(月)
5日(火)
6日(水)
7日(木)
8日(金)
9日(土)
10日(日)
11日(月)
12日(火)

滋賀支部 経済講演会

活動報告
令和5年11月17日
  • 事務局長
塚田 耕司

令和5年9月20日(水)に、ホテルボストンプラザ草津にて、滋賀経済講演会を開催しました。講師に、麗澤大学大学院 特別教授(前学長)中山 理 氏をお迎えして、「企業の持続可能性に必要なものは何か?~SDGsの視点から~」と題して、ご講演いいただきました。

(Part1)「これまでのグローバルな対話で見えてきたもの~科学文明と精神文明を繋ぐモラロジーの役割」
(Part2)「SDGsの視点から見た持続可能性」
(Part3)「日本人らしいSDGsを求めて」

久しぶりに大学の講義を受けているかのような雰囲気の中で、中山講師のユーモアを交えたお話もあり、あっと言う間に時間が過ぎました。

特に、(Part3)の「日本人らしいSDGsを求めて」では、「ウェルビーイング(well-being)における持続可能性」

  1. 人間の自己中心的な考え方をなくし、真の高いモラルを体得・実行しなければ真の完全なる安心、平和、永久の幸福はない。
  2. 人類の教訓による知徳一体のコンセプトを科学的、学問的方法で言及することが、現代の人類に安心、平和、永久の幸福への第一歩。
  3. 個人としては天爵(高い品性)を得ると、人間の精神作用と行為が天地自然の法則に合致するので、真の永久なる安心、平和、幸福が実現する。
  4. 創業は易く守成は難し 持続可能性の開発目標はモノだけでなく心
  5. 創業にも守成にも苦労して人を愛す ウェルビーイングの実現という廣池千九郎博士の考える「SDGs」を分かりやすくご説明いただき、大いに共鳴いたしました。

最後に、公私共にご多忙の中、ご出講いただきました中山 理 講師に深く感謝申し上げ、ご報告とさせていただきます。

コラム

第10回互敬塾全国大会in福岡

令和5年10月20日(金)13時より、一般社団法人日本道経会互敬塾の「第10回互敬塾全国大会in福岡 不易流行 継ぐ~Love is Action」がANAクラウンプラザホテル福岡にて開催されました。若き廣池千九郎青年の過ごした九州、リアルのみの開催で参加人数は全体で197名と大盛会となりました。 挨拶を互敬塾塾長の原田晋一氏、開会挨拶を実行委員長の吉冨洋子が行いました。基調講演では、大分県佐伯市より330年以上続く9代目、万能調味料『塩こうじ』ブームの火付け役、有限会...続きを読む