佐賀支部 道経一体経営セミナー
- 事業研修委員長
2月15日(土)道経一体経営セミナーを、アバンセ4階第2研修室、参加者11名で開催。
第一講 藤井大拙講師「日本型経営と欧米型経営の大きな違い」企業文化と価値 2、競争戦略と経営スタイル 3、経営理念(存在意義)とビジョン(将来の目標)について、それぞれ具体的な事例を挙げ解説頂き、日本型経営と欧米型経営の其々の特徴及び短所、長所を解説され、経営面での活かし方について詳しくレクチャー頂きました。
第二講 窪山忠成講師 「徳づくりの経営第二章顧客づくり・ものづくりと致富の経営」顧客満足(CS)とは何か?顧客とは何か?顧客づくりとは何か?を学ばせて頂きました。
窪山講師の心に響く解り易い口調での講義から、参加者同士のディスカッションタイムへと移り“あなたの商品・サービスは何ですか?”“それは、誰の、何の困り事の解決や、「喜び」の創造「便利さ」の満足などに役立っていますか?”をディスカッションしました。そこでは、自分が携わる事業について改めて考える機会となり、また会員各位が行っておられる事業について知れるとても良い機会となりました。そうして自社製品の価値を見直す「TPOS」タイム、プレイス、オケージョン、スタイルに当て嵌める講義では、自社製品の強みを把握しプレゼンテーション力を高める事で、商品、サービスについての価値を際立たせ、説明力を高める必要性も同時に学びました。
第三講 藤井大拙講師「道経一体の自分づくり、ひとづくり」どうして人は働くのか?働いた報酬とは?事業を通じて人は幸福になれるのか?そのようなテーマについてパワーポイント画面を使い様々な事例を示して頂き講義いただきました。
3時間半に及ぶ今回の道経一体経営セミナーは、終わってみると、現在の社会動向を俯瞰しているような貴重なお話でした。道徳が薄れると法が蔓延る社会となるように、法や規則で縛る事よりも、皆が道経一体社会を維持して行こうと思える”環境づくり”モチベーションの維持こそが経営者(トップ)の責任である事を、改めて気付く事の出来た貴重な機会でした。
世界中で分断が進む今、社会が最も必要としている人々の意識(心の状態)こそ此処にあり。