長崎支部 6月例会
- 互敬塾支部長
令和6年6月20日(木)セントヒル長崎にて18時半から食事(お弁当)を頂き、19時より25名の参加で開会しました。
講師は株式会社原田フーズの代表取締役で互敬塾塾長の原田晋一様より「働く喜びを感じられる会社づくりを目指して」というテーマで体験談を中心にご講演頂きました。
原田社長は3代目で業務用食品卸をされておられ、病院や老人ホーム、居酒屋、給食、製薬会社などに業務用食品、介護・治療用の食材を提供されています。
コロナ時は外食が激減し赤字の時もありましたが、病院や老人ホームが堅調だったため大きなマイナスにはならず、最近では食品の値上げで価格転嫁する事ができ、今年は過去最高益になったそうです。
9年前にNPO法人から相談を受け、ひきこもりの方を受け入れ雇用したり、フレックスタイム制を導入し効率的に仕事を回し、時間にも余裕が出来た事により社内研修を行うことで社員の成長にも繋がっています。
次に事業承継のお話で、原田社長は幼少期からオタクと言われるサブカルチャーに興味があり根暗な少年で学生時代は挫折を知りつつも、実家の家業を手伝うようになりましたが、当時社長である父親とは仲が悪く、喧嘩ばかりだったとの事です。
18年前に社長を交代されましたが、父親とも喧嘩が絶えず他にもトップの営業が会社を辞めたいという話まで出てきて社内は混乱したそうです。
会社を辞めようという思いありましたが、頑張っている社員もいましたし、道経一体やモラロジーで学ばれたことを生かし自己反省、父親とも腹を割って話ができるようになり、今では父親の気持ちが理解でき会社の成長にも繋がっていると話されました。
懇親会でも原田社長の新たな一面と歌声が聞けて盛り上がり、実りある例会に感謝致します。