一般社団法人 日本道経会

一般社団法人 日本道経会

日本道経会は、「道徳経済一体」の理念に基づき、産業人教育の推進ならびに繁栄と永続の企業の創造につとめ、 経済倫理の確立および経済界の安定的発展に寄与し、地球市民の一員として社会に貢献することを目的としています。

活動予定

令和7年4月25日~5月4日
25日(金)
26日(土)
27日(日)
28日(月)
29日(火)
30日(水)
1日(木)
2日(金)
3日(土)
4日(日)

東京支部 1月例会・新春経済講演会

活動報告
令和7年3月17日
  • 組織増強部会
鈴木 芳文

1月23日(木)15時より、京王プラザホテル(新宿)にて、1月例会ならびに新春経済講演会を参加者31名にて開催しました。

1月例会では、鹿倉弘之代表幹事から新年の挨拶と今年の抱負を述べられ、その後、新春経済講演会では、慶応義塾大学ビジネススクール教授 小幡 績講師より「日本経済再浮上の鍵は社会資本だ!」と題してご講演いただきました。

小幡講師は独自の理論から、「冷戦終了後、市場経済が広がり、生活必需品でない新しい贅沢品、ゲーム、SNS、スマホなどの余暇品が儲かる事となった。宗教を捨てて自由奔放に発展した近代資本主義は、バブルとなり制御不能となりつつある。」としたうえで、「日本はこの30年で衰退したのではなく、バブルの山が高かっただけであり、この間に素晴らしく発展したものも多い。そして消費者の必需品を職人気質で誠実に作るなど、儲けることは上手ではないが、世界的バブルがはじけ余裕がなくなれば、真面目なモノづくりの日本の時代が来るだろう」と話されました。

また「米国などの自国ファーストの政治家や企業経営者の影響が大きくなると貧富の分断が進み、持続性がなくなる。そうなると分断の起きてない基盤のしっかりした希少な社会がより重要になって来る。そのような社会での経済活動が有利になってくるならば、日本が世界的にステイタスを取り戻せるのではないか」と、日本の未来にとても勇気をいただけるお話でした。

講演終了後は、参加者一同新年会で盛り上がり、素晴らしい1年のはじまりとなる会となりました。

コラム

全国を繋ぐ互敬塾

現在、互敬塾の塾長を務めさせて頂いております原田晋一と申します。 互敬塾といいますのは50歳以下の若手経営者と幹部社員を対象としたネットワークで全国に20の支部があり、それぞれの支部の位置付けとしましては日本道経会(親会)の各支部の下部組織となります。 ですので、これまで各支部の活動に関しましては、それぞれの自主性にお任せして、自由な発想で支部運営をして頂き、道経一体思想を学ぶだけでなく当初想定していなかった形の例会(たとえばアウトドア例会や奉仕活動)、他にも他団...続きを読む