一般社団法人 日本道経会

一般社団法人 日本道経会

日本道経会は、「道徳経済一体」の理念に基づき、産業人教育の推進ならびに繁栄と永続の企業の創造につとめ、 経済倫理の確立および経済界の安定的発展に寄与し、地球市民の一員として社会に貢献することを目的としています。

活動予定

令和3年5月7日~16日
7日(金)
8日(土)
9日(日)
10日(月)
11日(火)
12日(水)
13日(木)
14日(金)
15日(土)
16日(日)

【愛知支部】講演例会を開催

活動報告
令和3年4月15日
  • 事務局長
鈴木 輝彦

令和3年3月3日(火)、17:40~19:10、名古屋銀行協会2階201号室にて、講演例会を開催しました。

講 師 :モラロジー研究所生涯学習学習講師・臨床心理教育カウンセラー・田中正人氏
参加者 :40名(入場時に消毒・検温・マスクの着用をチェック。ソーシャルディスタンスの確保)
演 題 :『道経一体経営セミナー』

【講演要旨】

  1. 企業にとって一番大切な人は社員である。お客様は二番である。
  2. 社会を構成する三つの要素は=①本能、②知識、③道徳である。③の道徳が最も大切で①と②を生かす基となる、と廣池博士は説いている。
  3. 人生と経営の答えは=①能力×②努力×③考え方。誰しも良くなろうと思うから①と②はプラスのみである。③には良い考え方のプラスと悪い考え方のマイナスがあり、プラスの考え方を掛け算すると発展するが、マイナスの考え方を掛け算するととんでもない人生を送ることになるので。正しい心の持ち方が大切である。
  4. 上記の方程式には、
    ⅰ)深く天道を信じて安心し立命す
    ⅱ)現象の理を悟りて無我となる
    ⅲ)自ら運命の責めを負うて感謝す
    以上の3つがモラロジー3大実行原理でありこれが実行出来なければ全く意味が無い。

【講義の要点】

  • 田中講師はカウンセラーになって27年経ち約2万人を超える人をカウンセリングしてきた。
  • 今日までに3000人の引きこもりの人に係り、約2000人の方が社会復帰された。
  • コロナ禍で毎日リモートで多くの人と話が出来るようになったが、ライブの活動には勝てない。
  • 日本の会社員で、「この会社に入って良かった」と思い熱意を持って働いている社員は僅か6%、という調査結果がでており、これを見ると殆どの働いている人の心は病んでいる。
  • 最近は自死の相談が多い(30代~40代の人)。現在年間25,000人ほどの人が自死する。今のコロナ騒動は、我々人間に生きる意味とか、生き方を問うている様に思える。
  • 今日の日本には、コロナ以前から様々な綻(ほころ)びとかヒビが入ってきており子供たちが育ちにくく、希望を持って生きて行くのが難しい、とさえ言われいる。
  • 38ヶ国で幸せの調査をしたところ、日本は長寿では1位であったが、精神的幸福度は37位だった。
  • 空海の言葉に、三綱(①君子と臣、②夫婦、③親子の事を云う)弛び乱れて、五常(①仁、②義、③礼、④治、⑤信)すたれたゆる時は、則ち旱荒(かんこう=土地が荒れること)、飢饉、辛、邦国荒涼たり。と言われており、現代は正にその真っ只中の様に思われる。
  • 二宮尊徳は、心の荒無(心が荒れ果てる)を開くことが大切であると、言っている。=心の畑をもう一度耕すことが大切である、と言う事。
  • 戦後教育の『個人主義』が国民の多くにしみ込んできており、相手の立場に立って考える事の出来ない人が多くなってきている。自分中心主義となり、心が壊れやすくなってきている。他人を想うようになると、心の健康が保たれるのであるが、自分の方ばかり見ていると『病』が発生する事が多くなる。これは正に現代病である。
  • 現在は、物質的環境問題よりも精神的環境問題の解決が大切で、モラロジーの必要性が分かる。
  • 縦糸の学び=直ぐ答えの出ないもの(伝統の原理)とか、どんなことが起きようとも変わらない原理(親孝行)。横糸の学び=企業は直ぐ答えが出る事を要求する。人生は縦糸が先でその後横糸を通す。
  • ホロン革命=アーサー・ケストリーという学者が作った法則で、『個は全体の一部として存在し、全体は個の集まりで機能する』。我々ホモサピエンスはこんなに細分化されてしまい、これから大丈夫だろうか?
  • 1万2千年前の縄文人の脳の大きさと今日の人間の脳の大きさを比較してみると、何と11%も小さくなってきている。それは考えなくなってきている、と言う事で、考えなくともスマホに繋がっている、と考える様な錯覚に陥っている、と言う事だ。スマホは自分の世界に引きこもってしまう様なものである。

コラム

新しい日常の自分(ひと)づくり

令和2年4月に新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、緊急事態宣言が全国的に発令され、国民・企業・事業者に対し感染拡大の防止に向けた行動を強く推進するよう呼びかけられた結果、今までのビジネスの流れが一変いたしました。 ビジネス商談の中心が、ウェブによる活動に移行され戸惑いを覚えている経営者の方々も多いのではないでしょうか。 しかしながら、会議やミーティングの手法が変わるだけで、人と人のつながりや信頼関係に変化があるわけではありません。 最近の電子機器を操作...続きを読む