一般社団法人 日本道経会

一般社団法人 日本道経会

日本道経会は、「道徳経済一体」の理念に基づき、産業人教育の推進ならびに繁栄と永続の企業の創造につとめ、 経済倫理の確立および経済界の安定的発展に寄与し、地球市民の一員として社会に貢献することを目的としています。

活動予定

令和5年6月2日~11日
2日(金)
3日(土)
4日(日)
5日(月)
6日(火)
7日(水)
8日(木)
9日(金)
10日(土)
11日(日)

東京支部総会&記念講演会

活動報告
令和5年5月19日
  • 組織増強部
鈴木 芳文

令和5年4月20日(水)15時より、麗澤大学新宿キャンパスにおいて、令和5年度東京支部総会を参加者38名(内委任状19名)のもと開催いたしました。記念講演は、日本道経会相談役で㈱ソフテック会長の田原道夫講師より「廣池千九郎の道経一体論と現代」と題してご講演いただきました。

講演では、現在作成中の新版「道経一体経営原論」において加筆予定の資料の中より、廣池博士の自筆原稿から現代への展開に際しての注意点をお話いただきました。「博士の原稿があまりにも奥深いため、説明が引用した文より何倍も必要になってしまうこと」、「当時の言い回し(漢文表記等)で理解しないと真意が伝わらないこと」、「当時と現代ではギャップがあり風潮も違うため判断が難しいこと」等々、普段の講義では聞けない博士の主義手法もわかるとても興味深いお話でした。

原稿解説の中で、従業員のところでは、「好待遇にすればする程、道徳教育をしなければいけない」、また「社員教育の順番として、先に最高道徳、知識や技術等はその後としなければいけない」というお話があり、より道経一体思想の理解が深まりました。

出版するための原稿作成には、大変な困難が伴っている事もわかり、改めて出版への感謝の念が湧くとともに、「道経一体経営原論」に追加される項目の詳細をお聞きすることができ、新版発刊がとても楽しみになったお話でした。

終了後は、会員企業のお店で懇親会を行い、新会員及び久しぶりの参加者と共に、楽しいひと時を過ごすことができました。

コラム

日本道経会 理事を拝命して

この度、理事を拝命いたしました株式会社小松製菓の小松豊と申します。日頃は皆様に格別なるご高配を賜り、この場をお借り致しまして心より感謝申し上げます。 さて、弊社は南部せんべいという郷土菓子の製造・小売の商いを昭和23年よりはじめて創業75年になります。創業者は祖父母で、私で世代としては3代目にあたります。先代の父(務)からは、私が小さいころ、おそらく昭和30~40年代のころのことでしょうか、「せんべやっこ」とよくバカにされて悔しい思いをしたと、述懐していたことを思い出す...続きを読む