一般社団法人 日本道経会

一般社団法人 日本道経会

日本道経会は、「道徳経済一体」の理念に基づき、産業人教育の推進ならびに繁栄と永続の企業の創造につとめ、 経済倫理の確立および経済界の安定的発展に寄与し、地球市民の一員として社会に貢献することを目的としています。

活動予定

令和4年11月30日~12月9日
30日(水)
1日(木)
2日(金)
3日(土)
4日(日)
5日(月)
6日(火)
7日(水)
8日(木)
9日(金)

岐阜支部 道経一体経営セミナー

活動報告
令和4年10月24日
  • 事務局長
浅野 龍介

岐阜支部では令和4年8月24日(水)に中日本生涯学習センターにて、道経一体経営セミナーを麗澤大学経済学部教授の大野正英氏をお招きして、『廣池千九郎と渋沢栄一』というテーマで、岐阜県モラロジー経済同友会と共催で開催しました。

コロナ禍第7波の感染で開催が危ぶまれましたが、お陰様で65名に参加していただきました。大野正英講師は岐阜市出身で金華山の麓でお生まれになり幼少期を過ごされ、千葉の麗澤高校に入学され、その後、東京大学経済学部経済学科に入学されました。お父様もモラロジーに繋がっておられ、中日本センターや瑞浪高原ゴルフ場に奉職されていました。岐阜県に大変御縁のある講師であります。参加者の中には、幼少期のお友達、同級生の方たちも参加してくださいました。

講演要旨

1、渋沢栄一の業績と思想について

  • 日本資本主義の父といわれ明治維新後の近代産業500以上設立し又600以上の社会福祉事業に関係し、強い国益意識、民間の力を重視し富の独占に対する反対、人々の力の結集(合本主義)弱者に対する思いを持たれていた。
  • 思想面では、儒教を経済運営の標準とする「義利両全」という考え方である。
    義=道徳 利=利益 この両者は本来ともに進むべきものである、正しい富でなければ永続しない。という考え方「道徳経済合一説」

2、廣池博士と渋沢の思想の共通点

①道徳と経済の一体性
②公益の重視
③人格の修養の重視
④人づくり・教育の重視
⑤労働問題の解決

渋沢「資本と労働の調和」協調会の発足
廣池博士 労働問題を道徳的解決

3、廣池博士と渋沢の思想の相違点

  • 道徳と経済において、その重点が、渋沢は、実業の経験から得られた教訓的な要素が強いが、廣池博士は、学者・思想家として、高い理想を追求し、事業経営の場でも、道徳実践の場であり、個人の幸福と社会の幸福実現のために最高道徳の実行が必要である。

4、現代における両者の思想の意義

  • 両者の目指すところは一致している。
    人々の幸福と社会の発展・平和実現のためには、社会・経済の道徳化が必要である。そのためには、経営者らの責任ある人々の品性(人格)の涵養が重要である。

最後に二人が目指した道徳経済一体の考え方に、現代の社会の側が近づいてきていると結ばれました。

コラム

(一社)日本道経会 理事を拝命して

2022年度から日本道経会の理事を仰せつかりました近藤明人と申します。甚だ微力ではありますが、佐藤進会長、森光孝雅副会長の方針のもとに麗澤大学とモラロジー道徳教育財団及び日本道経会との連携が、より深化するよう尽力させていただきますのでよろしくお願い致します。 現在、麗澤大学では、2024年4月の経営学部新設へ向けて以下の取組みを行っています。 ①ファミリービジネス専攻の新設 麗澤大学は、日本で初めてのファミリービジネス専攻をつくります。この専攻は、ファミリービジ...続きを読む