一般社団法人 日本道経会

一般社団法人 日本道経会

日本道経会は、「道徳経済一体」の理念に基づき、産業人教育の推進ならびに繁栄と永続の企業の創造につとめ、 経済倫理の確立および経済界の安定的発展に寄与し、地球市民の一員として社会に貢献することを目的としています。

活動予定

令和6年2月26日~3月6日
26日(月)
27日(火)
28日(水)
29日(木)
1日(金)
2日(土)
3日(日)
4日(月)
5日(火)
6日(水)

東京支部1月例会・新春経済講演会

活動報告
令和6年2月19日
  • 組織部会長
井上 丈彦

令和6年1月18日(木)、新宿の京王プラザホテルにて、東京大学名誉教授・工学博士の月尾嘉男氏をお招きし、『日本の産業の基盤 中小企業』と題して新春経済講演会を開催しました。月刊誌『三方よし経営』にも連載されておられる教授のご講演をとても楽しみにしておりました。

「日本が発展するために日本の中小企業が必要」と講演は始まったものの、近未来の日本はGDPが30番代に落ちてしまう可能性があり、その理由として、人口の半減、出生率の低下、高齢化、食糧自給率の低さ、就農人口・耕作地の低下、エネルギー自給率の低下をはじめ、貧困者・生活保護世帯の増加、政府債務高世界一、国債残高の多さ、男女格差指数の低さ、デジタル競争力の低さ、留学生受け入れ数の低下、科学技術論文引用率の低下、大学順位の低下、1人当たりのGDPの低下、ベンチャーユニコーン企業数の少なさ、企業時価総額の低下等々、国際競争力は1992年に1位だったのが現在35位など目を覆いたくなる事実を統計グラフによって突きつけられました。

聴講者が落ち込む中、月尾先生は「皆さん、ニッコリしてください」というお言葉を境に、排他的経済水域を領土に含めると陸地の23倍あり、その水域の天然資源の主導的権利を持つ、パスポートのVISAなし渡航可能国数トップ、人的資本指数世界3位、外国旅行者数・国際観光収入増加中、GDPに占める研究開発費世界3位、高等教育履修率世界2位、学習到達度世界1位、平均寿命・健康寿命世界1位、殺人発生率の少なさ・悲惨指数少なさ(失業率+物価上昇率)世界3位などと、日本の優位性をこれまた統計グラフで示してくださり希望の光が見えた所で、日本には中小企業がある。中小企業数は、大企業0.3%に対し99.7%、世界シェアを高く持つ企業が多数あり、ものづくり企業の海外売上比率は高く、グローバルニッチトップ企業を列挙され、そして、日本には長寿企業が多数存在し、創業100年以上企業は世界の41%を占め1位、200年以上は世界5,586社中3,146社の圧倒的割合を占め1位であり、その中500年以上32社、1000年以上は7社もあり、それらのほとんどが中小企業であると述べられました。

道経一体、人づくり、永続企業を目指す日本道経会に学ぶ私たち中小企業が日本経済の基盤であり、日本をけん引していかなければならないことを再確認した講演となりました。

※当講演会の動画を、2月1日から末日まで、日本道経会会員専用サイトから視聴できます。

コラム

道経一体経営の取り組み

一昨年より、理事になりました大阪支部所属の福田です。微力ながら日本道経会の発展の為にお役に立てればと思います。 日本道経会は弊社の父の代からの会員です。14年前に赤字が続く中、弊社の代表を受け、事業の承継、企業経営の難しさを感じながら、収益を上げ、いい会社にするにはどうすればいいのか、弊社は価格競争が激しい中、収益性が低く、御用聞きのような営業スタイル、お客様にとって必要とされている会社なのか、父が築き上げた信用をどうすればいいのかと、模索の日々が続きました。 将...続きを読む