一般社団法人 日本道経会

一般社団法人 日本道経会

日本道経会は、「道徳経済一体」の理念に基づき、産業人教育の推進ならびに繁栄と永続の企業の創造につとめ、 経済倫理の確立および経済界の安定的発展に寄与し、地球市民の一員として社会に貢献することを目的としています。

活動予定

令和6年12月3日~12日
3日(火)
4日(水)
5日(木)
6日(金)
7日(土)
8日(日)
9日(月)
10日(火)
11日(水)
12日(木)

京都支部 10月例会

活動報告
令和6年11月18日
  • 事業部会
福井 誠

2024年10月、京都支部の例会において「徳づくりの経営~三方良しと品性資本の実践~」をテーマに、鹿倉弘之氏を講師にお招きしました。鹿倉氏は、自らの経営者としての経験を振り返り、兄弟間の確執や従業員の問題、そして多額の借金といった数々の困難に直面した過去を語られました。しかし、人生を大きく変えるきっかけとなったのは、ある師との出会いでした。その師の教えを心から信じ、素直に従うことで、鹿倉氏は自らの運命を大きく転換し、現在では従業員と共に幸せになれる会社を築くことができたと強調されました。さらに、その成功の背後には、長年にわたって鹿倉氏を支え続けた奥様の存在がありました。今回の例会にも、その奥様がご一緒に参加され、お二人の絆の深さが伝わる場面も多く見られました。

講演後には、参加者同士のグループワークを行い、各自が鹿倉氏の講演をもとに感想を共有するとともに、自社が抱える課題についても率直に話し合いました。このグループワークでは、参加者が互いの視点を交換し、共通の課題に対する意見やアドバイスを通じて、実践的な気づきを得ることができました。また、その後の懇親会では、参加者からの質問コーナーを設け、鹿倉氏と奥様の対話が非常に和やかでユーモアあふれるものとなり、会場は終始、笑いと熱気に包まれました。特に、鹿倉氏と奥様の自然体でのやり取りは、参加者にとって心温まるひとときとなりました。

今回の例会を通じて、参加者は「ブレずに素直に生きる」という鹿倉氏の生き方に深く感銘を受けました。その姿勢は、経営の本質だけでなく、自己の成長にもつながる重要な学びとして、多くの参加者の心に刻まれました。この例会は、経営者としての視点だけでなく、人間としての生き方についても多くの示唆を与える、非常に有意義な時間となりました。

コラム

理事を拝命して

この度、日本道経会の理事を拝命頂きました、南九州支部の代表幹事、赤澤文義と申します。 私は日本道経会に入会して16年目になり、本年度支部総会で代表幹事に推挙され、想像もしていない大役を仰せつかり、まともに道経一体思想の学びも十分研鑽出来てない自分が、理事まで就任するとは思いもしませんでした。 しかし、それも今自分に与えられた使命・試練だと考え、周りにおられる造詣の深い諸先輩方のご指導ご鞭撻を賜りながら、ポジティブに考え行動して参りたいと思いました。 現在、宮...続きを読む